今年2月にATAの会員となり、初めてのJLD「文殊の知恵」のテーマは、詐欺について。初回から物騒な話題だなと思いつつの参加でした。
まずパネリストの方から、リンギストを狙ったよくある詐欺の手法について説明がありました。代金を払ってもらえないトラブルは耳にしたことがあったのですが、他にも過払い金詐欺、面接詐欺、履歴書詐取といった、今まで知らなかった手法についても説明があり、大変勉強になりました。その後、参加者の方達から体験談の共有があり、実例を聞くと「私も引っかかってしまうかもしれない」と思わされる点が多々ありました。普段カード会社や大手通販サイトを名乗るフィッシングメールはスルーできても、お仕事のオファーとなれば話は別です。業界歴の長い先輩方でもすぐに見抜けないような手法なら、駆け出しの私はなおさら冷静にチェックしなければ、と気の引きしまる思いでした。ちょっと怪しいかなと思っても、つい「日本とは商習慣が違うのかも」と自分を納得させてしまって騙される…なんてことのないように、紹介していただいた詐欺情報のデータベースサイトなども活用して、しっかりチェックしていきたいと思います。また、もし私自身が詐欺に遭遇するようなことがあれば、その情報を他の方達に共有して、被害を広げないようにすることも大切だと思いました。
最後になりましたが、貴重な勉強の場を設定してくださった運営関係者の皆様と、ご自身の経験を共有してくださった皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
Chizuko Kamei 亀井千津子
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